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このシステムで、
以下の擁壁形式の比較検討が行えます。
(設計計算 ⇒ 概算工費算出 ⇒ 比較表作成)  
・重力式擁壁 ・もたれ式擁壁 ・片持ち梁式擁壁
・多数アンカー式補強土壁 ・ジオテキスタイル補強土壁 ・帯鋼補強土壁
・EPS,発砲ウレタン
○補強土擁壁は、重力式基礎や天端擁壁の設計も行うことができます。

○掘削線を確認しながら設計を行うことができます。

○安定計算結果一覧表の作成を行うことができます。

○比較文書の社内ノウハウの登録を行うことができます。

○同一タイプの擁壁で、擁壁の設置位置の比較検討も行うことができます。
(工法一覧画面)
●帯鋼補強土壁は、緑化タイプのメッシュパネルにも対応しています。


②ジオテキスタイル補強土壁
  メーカー毎の仕様を登録できます。
  ジオテキスタイルは、製品寸法や材質などが製品メーカー毎に異なるので、比較に用いる製品の仕様を、お客様が登録できるようにしています。


●軽量盛土擁壁は、EPSと発砲ウレタンに対応しています。


③その他の工法
  当システムで用意していない工法を2工法まで、比較表及び結果一覧表に記載することができます。
  工法名を登録すれば、比較文章を作成することができます。比較文章は、特徴・施工性など項目毎に、キーワードを設定して管理することができます。
また、安定計算の結果を入力できるようにしています。
 
①マスターメンテナンス
  概算工費に用いる土工や各工法の単価は、地域別・年度別など、編集したデータを、名前を付けて登録することができます。
(単価表の編集画面)
(ジオテキスタイルを用いた工法の登録画面)
●掘削線を確認しながら、設計が行えます。
(現場打ち擁壁の安定計算結果画面) (補強土壁の安定計算結果画面)
計算結果の画面で、掘削線を確認しながら、
・擁壁の設置位置
・擁壁の高さ
・天端の小段幅   など
を変更して再計算が行えます。
成果品として、以下のものが出力できます。
□擁壁形式比較一覧表(A3横・A4横)
擁壁形式の特徴・施工性・評価等をまとめた比較一覧表です。(上記参照)
3案までは1枚に、4案・5案の場合は2枚に出力します。
□安定計算結果一覧表(A3横・A4横)
比較一覧表と同じスタイルで、現場打ち擁壁の安定計算の結果、補強土壁工法の補強領域を仮想擁壁とした安定計算の結果を一覧表にまとめたものです。
3案までは1枚に、4案・5案の場合は2枚に出力します。
□数量計算書(A4横)
概算工事費の総括表と各工法の内訳書です。
擁壁タイプ毎に出力できます。
テキスト(CSV)形式のファイル出力も可能です。
□設計条件と計算結果(A4縦)
設計条件・一般形状寸法図と安定計算・断面計算などの結果をまとめたものです。
擁壁タイプ毎に出力できます。
◆ 安定計算結果一覧表 ◆
数量計算は、土工も含めて以下の項目について行い、概算工費の算出を行います。
土工
掘削/埋め戻し/盛土
擁壁工
コンクリート/型枠/足場/鉄筋/目地材/
基礎砕石/裏込め砕石/均しコンクリート/
水抜きパイプ/吸出し防止剤
補強土工
壁面材/補強材/壁面材組立・設置/
補強材取付け/土砂敷均し・締固め
天端工
コンクリート/型枠/鉄筋/目地材
基礎工
コンクリート/型枠/足場/
均しコンクリート/目地材/水抜きパイプ/
裏込め砕石
軽量盛土工
EPS設置工/コンクリート床版工/
ウレタン発泡工/押出成形設置工/
加圧コンクリート工/支柱設置工/
裏込砕石工/裏込砕石付帯工/雑工種/
盛土材/排水材/溶接金網/機械/鋼材/
壁面材/緊結金具
アンカー工
削孔/アンカー鋼材加工・組立/
グラウト注入打設/緊張・定着・頭部処理/
ボーリングマシン移設/足場工/中詰め材/
補助材
場所打ち杭工
ハンマ工/中詰め材/足場工/
やぐら設置・撤去
形状の入力方法は、以下の方法を用意しました。
寸法入力
各部の寸法を入力します。
重力式擁壁 もたれ式擁壁 片持ち梁式擁壁
自動決定
擁壁の高さと前面勾配を入力して、安定計算と断面計算を行い、底版幅が最小になる断面を自動決定します。
標準設計断面
擁壁の高さと全面勾配を入力して、標準設計※1に収録されている断面より自動検索します。
設計は、以下の基準書に準拠して行います。
●多数アンカー式補強土壁
   「多数アンカー式補強土壁工法 設計・施工マニュアル」
第3回改訂版 平成14年10月 財団法人土木研究センター
●ジオテキスタイル補強土壁
   「ジオテキスタイルを用いた補強土の設計・施工マニュアル」
改訂版 平成12年2月 財団法人土木研究センター
●帯鋼補強土壁
   「補強土(テールアルメ)壁工法 設計・施工マニュアル」
第3回改訂版 平成15年11月 財団法人土木研究センター
全体安定の検討
円弧すべり計算による、基礎地盤を含む全体系の安定計算に関する検討も行います。
補強土壁の頂部に防護柵を設ける場合の防護柵基礎擁壁から、

地盤(岩盤)の掘削量を減らす目的で設けられる重力式基礎の設計まで対応しております。
防護柵基礎擁壁
擁壁の安定計算と、たて壁かかと版の断面計算を行います。
常      時 衝突荷重時
重力式基礎
重力式擁壁の安定計算を行います。
設計は、以下の画面の流れに沿って行います。
盛土材の応力度照査は、舗装・路盤などによる鉛直土圧と自動車荷重を考慮します。
照査は、EPSの最上面の位置で行います。また、背面の傾斜が急な場合には、最下段に応力集中を受ける可能性があるので、最下段においても照査を行います。
地覆擁壁は、重力式とL型擁壁に対応しています。
地覆擁壁の安定計算は、常時・地震時において、滑動・転倒・支持に対して検討を行います。
また、擁壁の天端に衝突荷重が作用する場合は、衝突荷重時の計算も行えます。
L型擁壁の場合は、たて壁とかかと版の断面計算も行います。
耐震性の向上を目的に、アンカー工を設けることができます。
  アンカー工を設けた場合は、上載部の荷重の慣性力がすべてアンカーに
  作用するものとして、設計を行います。
解析モデルモーメント図せん断力図変位図
※アンカー工は、2箇所まで設けることができます。
  アンカー工を設けない場合は、上載部の荷重の慣性力がすべて支柱の天
  端に作用するものとして、設計を行います。
壁面材が加圧コンクリートの場合は、支柱を支点とする単純梁で、
背面の作用外力による曲げ照査を行います。
アンカー工を設けた場合は、水平支持
の検討として、以下の検討を行います。

・タイロッドの検討
・アンカーの検討
・受圧版の検討
同一工法の擁壁で設置位置の検討以外に、
経済的な基礎擁壁の高さの検討

基礎擁壁の形状も自動決定
置換えコンクリート基礎を含めた検討
(別途、『新・置換えコン』が必要です。)

擁壁の設置位置・擁壁の高さ・推定岩盤線と設計条件から、擁壁の断面と置換えコンクリート基礎の断面を、それぞれの安定条件を満足するように自動決定します。



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TEL:089-976-0800 (平日10:00~12:00 14:00~17:00)
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注意:このページに記載された仕様は、予告なく変更する場合があります。